INTERVIEW

衛生専門課程 2年

二田 卓士

入学した理由を、「アイム湘南にしかない特長がたくさんあったからです」と話す二田さん。身につくまで学べる少人数制、取得を目指せる数々の資格、社会で通用する礼儀作法、個性的な学生が集う環境・・・。すべてが魅力的で、他の美容学校と迷うことはなかったという。

想像以上に成長した自分と出会える美容学校です。

入学してよかったと思うのは、まずは少人数制での授業です。先生方がマンツーマンでしっかりと指導してくださるので、理解できないまま先に進むことがなく、できなかった技術もどんどんできるようになっていきます。ネイル、メイク、マツエクなど、美・理容師以外に磨ける技能がたくさんあることも魅力の一つです。アイム湘南では、学ぶコースやクラスによって取得を目指せる資格や検定が限られていないので、誰でも挑戦でき、私もさまざまな資格を取得できました。就職する際にも大きなアピール材料になると思います。就職が近づくほど実感するのが、礼儀作法を徹底して身につける「アイムイズム」の大切さです。社会で即戦力になるための知識や心得、生きる知恵についても学べる美容学校は、あまりないと思います。自分とは違う考えや価値観をもつ個性的な仲間と学び合えることも、アイム湘南だからこそ。どんなことにも全員で協力し、大きな熱量で取り組めます。ここで学べば、想像以上に成長した自分と出会えることは間違いありません。

衛生高等課程 3年

小金沢 美月

「入学の決め手は、美容師の国家資格と高校卒業資格を同時に取れることでした」と話す小金沢さん。通信制高校のようにスクーリングを受ける必要がないこと。そして、高校と専門学校を経て美容師を目指すより2年早くお店に立てることが嬉しくて、迷うことなくアイム湘南へ。

真面目に向き合う先生方が、私のがんばる励みになっています。

入学して良かったと思うのは、先生方が家族のように向きあってくれることです。学科の勉強や技術の実習が得意ではなく、難しくて夢をあきらめかけたこともありました。でも、落ち込んでいる時ほど先生方が、「今あきらめたら絶対に後悔するよ」「まずはここまでがんばってみようよ」と励ましてくださいます。そのおかげで、今も楽しく学校に通えています。技術で直したいクセがあっても、人とのコミュニケーションが苦手でも、克服できるまで粘り強く指導していただけるからです。先生方が絶対にあきらめないから、私たち学生もがんばれる。そう感じる毎日です。クラスの仲が良いことも、少人数制だからこそ。同じ目標に向かっている仲間だけに、いつもお互いに教え合っています。アイム湘南は、自分を成長させられる素敵な場所。いっしょに夢をかなえましょう!

2007年卒業

Cyan hair labo トップデザイナー

藤枝 達也

今や13年という経験と実績を持つデザイナー。副店長などを経て、現在も最前線で大活躍。基礎は全てアイム湘南で叩き込まれたという藤枝さん。今後もお客様の期待に応えるよう研究を重ねている。

全力で支えてくださった先生方へ、あらためて感謝を伝えたいです。

合格できるレベルになるまで何度も練習。美容師国家試験に向けて努力した日々は、いつも全力でした。そして、いつでも私を支えてくださる先生方がいらっしゃいました。アイム湘南での毎日にはたくさんの思い出がありますが、中でも印象深いのが国家試験のご指導のときのこと。いつでもフェアに評価してくださるため、上達したときには心の底から褒めてくださっているのが伝わってきて、とても嬉しかったです。今、働きながら感じるのは、アイム湘南で教わったおかげで、何でも前向きに挑んでいける強さが身についているということ。人としての下地をしっかりと作って頂いたおかげです。地道な練習にも根気強く取り組む姿勢を育ててくださった先生方へ、あらためて感謝の気持でいっぱいです。

2007年卒業

GRAND TAYA勤務/美容師(アシスタント)

二本柳 媛

銀座のど真ん中、誰もが知っているトップサロン集団GRAND TAYAに務める二本柳さん。技術はもちろん、接客も一流の当サロンでは、アイムイズムの学習が大きな糧となって活かされている。

絶対に夢をあきらめたくない、その気持を強く持てる場所でした。

今の職場では、年の差関係なくお互いに技術を教え合うことも多く、ライバルでありながら協力し合う関係があります。サロンのトップデザイナーの方は接客も技術も憧れるところばかりで、今の一番の目標です。私は昔から美容師になりたくて、美容師国家試験合格率100%のアイム湘南へ入学を決めました。しかし勉強も実技もあまり上手くいかず、言い訳して出来ない自分から逃げることも少なくなかったです。そんなときアイム湘南の先生方はいつも厳しくご指摘くださり、落ち込んだときはずっと寄り添ってくださいました。だからこそ絶対に夢をあきらめたくないという気持ちを持ち続けて、成長できたと思います。皆さんもぜひアイム湘南で、将来の夢をつかみに行ってほしいです。

TAYA&CO. あざみ野店

庄野 美咲

中学時代、体調不良になり起立性調節障害という診断を受けました。
中3になり保健室登校も勧められましたが、それも出来ず完全に不登校状態になり、母とも衝突しましたが中学校には「行かない」と決めました。

美容に興味があったので将来は美容の仕事に就きたいと考えていて、高校には行きたいと思い、進学は毎朝決まった時間に通う必要のない通信制高校を探すことにしました。母が進路相談会でアイムの校長先生と出会い、この校長先生ならとアイムに心酔して帰ってきました。その母の強引な勧めもあり、気は進まなかったのですが、アイムのオープンキャンパスに行きました。オープンキャンパスに参加して、この学校なら高校生のうちから自分の好きな美容を本格的に勉強できると感じ、入学を考えるようになりました。ただ、自宅からも遠く、週5日の通学が不安で仕方ありませんでした。校長先生に何度も相談を重ね、最終的に校長先生から「大丈夫!学校に来られるよ!」という言葉に勇気づけられ、寄り添ってもらえたのが入学の励みになりました。アイムに入学もしていなかったのに、私にとっての校長先生は、在学している中学校じゃなくて、アイムの校長先生だったのだと、今さらのように思います。

結果的に自宅から学校までの往復3時間、毎日通えました。辛かったことはありますが、辞めようと思ったことはありません。私の起立性の症状が軽かったのかもしれませんが、結局は気持ちの問題だったのかな、と思います。中学ではやりたい勉強はないし、メイクも禁止されていましたし、髪の色も変えられないことにも窮屈さを感じて、居心地も悪かったです。アイムで好きなことが学べるという環境の中、技術で上に行きたいという気持ちがモチベーションにもなったと思います。

就職先は校長先生と相談し、アイム卒のOGも多い「TAYA&CO.」に決めました。現在、1年目ですが職場の人間関係にも恵まれて毎日充実しています。先日、人事部長に本社まで呼ばれ、色々発言できる会議に参加させてもらい意見を求められました。行動力は同期のなかでもいちばんだと自分で思っています。学生時代、先生方の指導は厳しかったですが、
やっていただいたことの方が大きく、「自分の気持ちは自分で伝える」「相手を変えたいなら自分を変える」という校長先生の教えが、社会に出た今すごく役に立っています。

将来は技術を磨き、後輩の見本になり、スタイリストでデビューしたときにすぐに指名が入るように行動を心掛けています。話すことも好きですが、お客さんの話も引き出せるよう、聞き上手になりたいですね。

今は母を安心させられたかな、と思います。
現在、私と同様に起立性調節障害で不登校になる子が多いですが、自分のことを話せる環境を作って、気持ちが晴れるようなことを探して欲しいですね。

PEEK-A-BOO 青山店

松田 彩音

高校を卒業してから美容の専門学校に行くつもりで、全日制高校への進学を考えていました。その併願校としてアイムへの受験を考えていましたが、体験入学に行ったその日にワインディング等の体験に参加できたことで、美容の楽しさを実感しました。アイムに入れば、高校を卒業してから専門学校に行くよりも早く社会に出られる、5年分を3年に凝縮できるということも魅力に感じ、母に「ここ入りたい!」と言って入学を決めました。

入学後、授業は午前に一般科目、午後は美容実習という時間割で、好きなことを多く学べるので楽しかったです。クラスメイトも興味関心や目指す方向が一緒なので、難しいこともたくさんあるのですが、その部分も分かち合えたり、とにかく“楽しい”という気持ちを共有できるのが嬉しかったです。だから、休み時間も放課後も美容漬けになりました。高2~高3では体験入学のお手伝いも担当し、好きなことを中学生や後輩に教えるのも楽しかったです。

高2のあたまには学内でサロンの会社説明会も開催され、就職のことも考えるようになりました。高3になり、校長先生から「PEEK-A-BOO」を薦めてもらい、見学に行きました。まさに「PEEK-A-BOO」に一目惚れ!街のアットホームな雰囲気のサロンもいいけれど、私が働きたいのは皆ががんばってオシャレしていくようなサロンに勤めたかった。校長は私がそう考えていることをわかってくれていて、「PEEK-A-BOO」を紹介してくれたのだと思います。そんなふうに、普段の私たちの姿を見て1人ひとりの個性に合わせて、就職先とミスマッチにならないように先生方からアドバイスをもらえるのは大きいです。

採用試験に向けては、実技はもちろんエントリーシートも何度も見てもらいました。面接ではファッションセンスも問われると聞いて、早速校長先生に相談しました。自前の洋服も見てもらいましたが、私の良さをアピールできた上に、モードな雰囲気を出したかったので、放課後、校長先生にショッピングに同行してもらい、2時間かけて面接用の服装をコーディネートしてもらいました。実はこの時期、理美容甲子園の大会練習も重なっていて、とてもしんどかったですが、校長先生と一緒にがんばりました。

苦しいこともたくさんありました。学校最大行事のヘアショーの時期は、毎日遅くまで練習を重ね、校長先生から叱られてばかりでした。その時は「理不尽だ」なんて思ったりもしましたが、その日々のおかげでメンタルを鍛えられました。学生のうちには理解できない厳しさも、18歳で社会に出る私たちの心が折れてしまわないよう心を鍛えてくれていたのだということが、プロになって分かりました。だから、今は感謝しかありません。

美容師として接客をする中では、お客さんでも厳しい方もいます。その際に必要になる受け答え方、人への伝え方、綺麗な日本語で話せるよう言葉の遣い方もアイムで学びました。だから学内にスピーチコンテストがあったのだとも思います。そのおかげで実際、社会に出てから同僚に「言葉がきれい」と褒められました。挨拶、言葉遣いや姿勢、仕事を教わる際にメモを取る習慣など、アイムでは先輩が代々と実践されていることだから、私たちも自然に身につきました。今では無意識に行えていることが、元をたどればアイムで教わったことだと実感しています。気が付かないところでいろんなことが鍛えられました。人間として、社会人として、接客業に携わるものとして、叱られ慣れておいてよかったなと今は思います(笑)。「叱ってくれてありがとうございます。」と社会人になった今だからこそ感謝しています。

HONDA AVEDA テラスモール湘南店

池田 彩乃

私は人前に出ることが苦手でした。それでも、将来「誰かに何かをしてあげたい」という気持ちを持っていて、美容のことも元々好きだったので、人を笑顔にできるという美容師の仕事に憧れがあり、目指すきっかけになりました。就職して早く親を安心させたかったですし、親孝行をしたいというのもあり、高校卒業してから専門学校に行くよりも2年早く社会に出られるアイムを選びました。

入学してからは大変でした。美容についての学科の勉強と高校卒業資格のための勉強も両立させないといけない中、元々勉強が苦手だったことに加えて、不器用だったせいで、技術面でも人よりも努力しないとついていけなかったので苦労しました。ひとつの技術を教えてもらってから、自分の手技として安定させるまでに時間が掛かりました。しかしながら努力を重ねた結果、カットでは全国大会で敢闘賞をいただくまでになりました。やはり結果として残ることが自信につながりました。

卒業後は横浜にあるサロンに就職をしましたが、思い描いていた世界とのギャップに悩み、3年目に転職を考えるようになりました。退職後、再就職を考えているときにアイムに遊びに行き、先生方に相談しました。話を聞いてもらっているうちに、校長先生は、私が美容を嫌いになりかけていることに気付かれました。そんな私のことを心配してくださった校長先生は、私を学校の助手としてアルバイトすることを勧めてくれました。母校で働くうちに気持ちも前向きになれて、もう一度、美容師として現場に出ようと思うようになりました。先生方に再就職の相談に乗ってもらったのですが、それまでは引く手あまたの美容業界もコロナ禍で求人も少なくなってきている、スタイリストではなくアシスタント枠は良いサロンはなかなか再就職が厳しいという情報も教えてもらいましたが、校長先生の紹介もあり、なんとか再就職出来ました。

今は、トータルビューティーサロンといって美容サービスを総合的にお客様に提供するお店で働いています。ヘッドスパなどもできるサロンで、いろいろ関われるのが楽しいですね。

職場の雰囲気は上司が意見を積極的に取り入れてくれる環境です。

会社のルールもあるがその定着しているルールを壊してでもお客様にとって良いサロン、働く人にとって良い環境にしていきたい、と言ってくれているので発言しやすいです。

発言することに抵抗がなかったのはアイムでの学校生活で発言する場面が多かったこともあり皆の前で物怖じせず、自分の言葉で話すことができるようになったのだと思います。

実は中学時代、人前に顔を出したくなくて下を向いてばかりいました。コンプレックスだらけでした。眼鏡で、顔を隠すようなヘアスタイル。いわゆる陰キャでした。家でも顔が隠れるパーカーを着ていたほどです。人から見られたり、自分を出すのが怖かったんです。アイムに入学後は先生からコンタクトを勧められ、顔を上げるようにと指導され続けて、コンプレックスとも向き合えるようになり、おかげでメンタルも強くなりました。笑顔も出せるように変わり、自己表現もできるようになり、今は中学時代と180度変わることができました。

今、思うのは転職してみて、改めて美容の世界が広いことを実感しています。美容師の仕事は表現した分人を幸せにできるということを今、学んでいます。アイムで学んだ「必ず結果は出る。努力は必ず報われる」ということを、これから進路を考える人に伝えたいです。

銀座PEEK-A-BOO 銀座並木通り店

本多 恵美

小学生のときからファッション雑誌を読んだり、自分でメイクをしたり、髪の毛をいじったりすることが好きで、美容系の仕事に就くことが夢でした。中3になり、11月頃、まわりが進路を決めていく中、志望校で悩んでいるときに、高校から美容を学べるところがあると、母の知り合いから紹介されアイムを知りました。

入学後、実は初日で「この学校辞めたい」と思ってしまいました。環境に慣れてなかったことが大きいのですが、
アイムでは、入学前にワインディングを教えてもらえるので、そこで経験している同級生も多い中、ギリギリで入学が決まった私は、入学早々、少し差をつけられてしまったので、そのことも要因としてあります。ただ、すぐ辞めるわけにいかないし、もう少し頑張ってみようと思っているうちに友達も出きたので、学校生活を少しずつ楽しめるようになりました。しかし、まもなくコロナ蔓延時期と重なり、休講になってしまいました。アイムでは、授業こそお休みにはなりましたが、覚えてきた技術を忘れたくない学生の為、学校を開放してくれていました。学校に練習に来ていた同級生もいましたが、私は、その期間にしっかりと自分と向かい合いました。自粛期間が終わったあと、何かひとつ得意とする技術を見つけたいと考え、オールウェーブに力を入れ始めました。高2のとき校内のコンテストに出た際もオールウェーブで出場しました。学校全体で上位の成績を獲ることができ、気持ちが前向きになり技術を学ぶことも楽しくなっていました。

就活は、まず卒業したら一人暮らしをしたいという願いがあり、東京都内のサロンに就職したいと思っていました。校内で開催される「PEEK-A-BOOアカデミー」でPEEK-A-BOOを知り、高1のときから実際にサロンにも行き、スタイリストさんに仕事の話も聞いて憧れるようになりました。学校で就職相談の際に、その思いを伝えたのですが、まず校長先生に「あなたは無理よ」と反対されました。めげたらその先はないと考え「PEEK-A-BOOに行けるように育ててください!」とそのとき初めて校長先生に必死のお願いをし、最後は「あなた次第!」と言われ奮起しました。厳しく指導されるたびに泣いていましたが、反省しつつ気持ちを切り替え、次に生かすように努力しました。採用試験に向けたエントリーシートを記入していく中で、私にはこれといった自己アピールできるものがなく、苦戦しました。夏休み期間、何度も書き直しをしましたが、もう少しで校長先生に見捨てられそうになる寸前だったと思います。手につかないこともありましたが、その根性を認めてもらい、長所を書くということよりもPEEK-A-BOOに就職したいという気持ちの大きさ、その思いは誰にも負けないということを書きました。

今は憧れのサロンに就職でき、楽しい毎日です。先輩への接し方、挨拶などは学校で鍛えられてきたので違和感なはく、上司からも「アイムから来た子はわかっているね」と褒めてもらえました。まだ就職1年目ですが、サロンで開催される「シャンプー甲子園」と呼ばれるコンテストに出たいと思い、まず勤務する店舗で代表になるために練習しました。自信はなかったのですが、店舗の代表に選んでもらえました。その後、9店舗の代表で争います。せっかく出られたので負けたくないと必死でした。また、店舗の仲間の為にも負けられませんでした。その結果、トーナメント戦で勝ち進み、準優勝を獲ることができました。アシスタント4~5年の方が多い中、最年少、1年目で上位の成績は初めてだったようです。店舗の先輩方も喜んでくださって、校長先生に報告が出来たときはうれしかったです。シャンプーやヘッドスパでお客さんから褒めてもらう機会が多くなり、もっと気持ちよくなってもらいたいと思います。

学生時代、あのときにあきらめないで良かったと思います。辛いこともあるけれど、16歳で美容学校に入学して良かったです。きっかけはなんだろうと美容が好きな子は、学ぶことを楽しんでほしいです。

PEEK-A-BOO表参道店

鈴木 龍青

アイムに入学するきっかけは両親とも美容師だったこともあり自然と美容への関心を持つようになり、当時の中学校の先生から勧められました。普通科の高校と変わらないのでは…と軽い気持ちでいましたが、入学早々、1年間のスケジュールを教えられるのと同時に「社会人になるための指導をします」と担任の先生から言われたインパクトは大きかったです。授業が始まり、美容師の息子として、なんとなくは聞いたことのある用語はあったけれど知らないことばかり。実技の授業も失敗の連続でしたが、それが楽しくもありました。

技術の中ではカットが好きで得意になり、校内コンテストや理美容甲子園に出場させてもらいました。学校生活の3年間のなかで学級委員は2回やりました。そのうち1回は立候補して任せてもらったので、とても良い経験になりました。大変だったのは毎年の恒例行事の「ヘアショー」でした。個人ではなく、チームで創りあげていくなかで意見の食い違いから激しく言い合う場面もありましたが、「いいものを創りたい」という気持ちは同じだったので結果が残せたことは良い思い出になりました。振り返ってみると僕の学年は個性の強い子が多く、当時はあらゆる場面でまとまらないこともあり大変でしたが、社会人になり、働いてみて「個性」は長所になるということに気が付きました。

美容師はいかに1回で覚えてもらえるかということが大切なので、今は“いじられキャラ”を武器にしています。
アイムの先生たちに僕の個性として引き出してもらいました。

就活に関しては行事のひとつでもある「PEEK-A-BOOアカデミー」で講師として招かれていた今では上司でもある舞床仁さんの姿を見て、服装もおしゃれで髪型もバチっと決めてカッコ良く、それでいてカットの技は「職人」ぽい雰囲気に圧倒され、憧れるようになりました。1年生のときから「将来はPEEK-A-BOOで働きたい!」と思い、他のサロンは考えられませんでした。

実際、就活を始めるとエントリーシートの書き方で悩みました。苦戦したのは「自己PR」。自分を売る言葉って何だろうと悩みました。単なる長所や短所ではなく、インパクトのある言葉をどう選んだら良いか、授業以外の時間はすべてエントリーシートに費やし、書き直しの連続でした。校長先生に相談し、「一度見たら忘れないこの顔です!」とPRにそのまま書きました(笑)「居酒屋か!とつっこまれるほどの大声です!」ということも書き、納得のいくPRが出来ました。実際、職場でも面接のときのことが話題になったようで、就職してから先輩方から声を掛けてもらいました。自己PRを校長先生に全面的にサポートしてもらえたからですね。感謝しています。

今は就職1年目ですが憧れていたサロンに就職でき、良い意味でのギャップはありますが、充実した毎日です。現場で自分がどう上手く立ち回れるか、作業をどう効率良く進められるか考えながら働いています。やりがいを感じます。

今、先輩たちと母校のアイムに来て定期的に講習のお手伝いをしていますが、早く1人で任されるようになりたいですね。アイムの行事で「PEEK-A-BOOヘアショー」があるのですが、数年後、在校生の前でヘアショーのスタイリストとして舞台に立ちたいです。それが夢ですね。

GRAND TAYA勤務

原 寧々香

第15期生(高等課程)
平成28年3月卒業

アイムを卒業して、サロンに出て、今は何年目ですか?
アシスタント3年目です。
サロンはどこにあるの?
銀座です
今はどんな仕事をまかせてもらってるのかな?
アシスタントとして、お店を回していくリーダー的なお仕事をまかせていただいてます。
大変ですか?
大変ですが、忙しい日なんかを自分の力で取り仕切ることができたとき、すごい充実感を感じます。
3年間を振り返ってどうかな?
あっという間でした。ただ、アイムで学んだことがとても役に立った3年間でした。
今の気持ちは?
今年入社してきた新入社員が、私と同い年なんです。もう、優越感しかありません。
それは、3年リードしているということ?
そうです。アイムは高校卒業もできるので、今年の新入社員と私は何も違わない。
でも私は、アシスタント3年目として、お店を取り仕切る立場をまかせて頂いています。やったぁって感じです。
学生時代を振り返ってどうですか?
私が学生の頃は、とにかくグダグダでした。でも、先生方は見捨てないでしっかりと指導して下さって…。今は感謝しかありません。アイム生で良かったって思います。
これからの抱負を聞かせて下さい?
うちのお店は技術レベルがとても高いので、スタイリストになるためにはもう少し時間がかかります。でも頑張って、必ずスタイリストになって、そうしたら、またアイムに遊びに行きたいです。後輩たちにも、頑張ってほしいです。
アイムに入学を考えている人たちに何か一言。
美容師になりたいなら、間違いなくアイムを選んでください。アイムの先生方は、絶対に最後まで見捨てることなく、寄り添って指導してくださいます。アイムで美容師を始めたら、きっとうまくいきます!!

長谷川 結菜

第12期生(高等課程)
平成25年3月卒業

アイムを卒業して、サロンに出て、今は何年目ですか?
5年目、去年の11月からスタイリストとして頑張っています。
入社何年目でスタイリストデビューしたの?
4年目です。同期の中では早い方です。
大変でしたか?
大変だったのかも知れないけど、とにかく楽しかったです。美容師は素敵な仕事だから。
スタイリストとしてはどうですか?
ヘッドスパには自身があります。スタイリストですけれど、まだまだシャンプーにも自身があります。どっちかというと「癒し系」です。
どんなヘアスタイルが得意なの?
お客様の個性を引き出した再現性の高いヘアスタイルを提案しています。お客様のハッピーなライフスタイルをサポートしたいと思っていますから・・・。
充実しているんだ?
充実しています、毎日。同期はみんな年上だけれど、働き始めたらそんなことは関係なくなっちゃうし、逆に同い年の子たちが、まだアシスタントで頑張っているのを見ると、アイムで美容師になって良かったって思えます。
引け目を感じたりすることはない?
全くありません。「ちょっとやったよね」って、なんだかとても得した気分です。
学生時代はどうでしたか?
あんまりパリッとしなかったかな?あられちゃんだったから・・・。アイムの頃を知っている人たちが今の私を見ると、みんなとっても驚きますよ。
美容学校はアイムで良かった?
良かったです。アイムに入学していなかったら、今の私は絶対にいません。青山という町で、美容師として最前線にいられるのも、アイム生だったからです。
アイムに入学を考えている人たちに何か一言。
美容師と高校卒業資格を一緒に取れるアイムは、どこの美容学校よりも最高な学校です。学生時代はちょっと大変だけれど、先生たちは最後まで面倒見てくれるし、何より社会人になった時の差がはっきりしています。それが実感できる学校がアイムだから、絶対にアイムに入学したほうがいいですよ。